■米国の大学で「ヒズブッラー」の旗が掲げられ、アラブのSNSユーザーらに分裂が生じる
【本紙】
さらにSNSユーザーらは、プリンストン大学での座り込み実行から間もなくして、米当局がこれを解散させている場面が写された動画を拡散した。
ヒズブッラーはレバノン南部を起点としてイスラエルに対する軍事闘争に参加しており、この闘争が「支援戦線」であり、「ガザ地区への支援」だと述べている。
米国はすでにレバノンのヒズブッラーを「テロ組織」リストに登録しており、米国諸機関や同国に居住する米国民が同組織と協力したり、その旗を掲げたり、それに所属したりすることを法的拘束力のもとで禁止している。同様に米国は、世界で数十人を、同組織への協力を背景に制裁リストに登録した。
プリンストン大学でヒズブッラーの旗が掲揚されたことで、アラブのSNSユーザーらに分裂が生まれた。同組織の支持者らはこれらの写真を拡散し、同組織の旗が米国で掲揚されたことを誇った。その一方で他の人らはこの旗の掲揚を非難し、これは「アル・カーイダ」や「イスラーム国」のような米国にとっての過激派諸組織の旗を掲揚することと同義であり、それはこれらすべてが「テロ組織」に分類されるからだと述べた。
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