■イスラエルによる攻撃が続くなか、「チャンネル12」は「結実寸前」の合意について報道
【本紙】
イスラエル・ヒズブッラー間の合意?
次にイスラエルの「チャンネル12」は報道した新たなレポートのなかで、テルアビブの治安機関が「イスラエルはヒズブッラーおよびレバノン国家との合意署名に近づいており」、さらに「これはその性質において、国連安保理が2006年に採択した安保理決議第1701号に似た合意になるだろう」と考えていると伝えた。
このレポートによるとイスラエル高官らは、ヒズブッラーとの合意が「結実寸前」だとしつつ、さらに同国の「治安機関が米国とともにこれ(合意)に取り組んでおり、さらに2022年の海上国境画定をめぐるレバノン・イスラエル間の間接的な交渉のフォローアップを引き受けたアモス・ホッホシュタイン米国特使とも調整をしている」と説明したという。
同時にレポートは、治安機関の内部に「仲介者として交渉に参画したフランス高官らの行動に反対する勢力」がいると説明しつつ、「フランス高官らは交渉やテーブルに提示されている様々な取引の詳細を漏洩している」と付言した。また同治安機関のなかには、「フランスによる交渉への介入と、(その詳細の)メディアへの漏洩は、米国が主導する枢軸を毀損している」と語る高官もいるという。
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