レバノン:南部でヒズブッラー司令官が殺害されるも、イスラエル北部で増す脅威(2)

2024年05月14日付 al-Mudun 紙

■イスラエル兵士1人が死亡し5人が負傷..スールでヒズブッラーの司令官が殺害される

【本紙】

イスラエル軍は声明で、自軍の複数の戦闘機がレバノン南部、アイター・シャアブ村およびカフルキラー村の両地域でヒズブッラーが保有する複数の軍事施設を爆撃したと述べた。また同軍は、「日中、ガリラヤ地方西部のアダミート地区に複数の対戦車ミサイルが発射されたことを観測した。これらが原因でイスラエル軍兵士1人が中度のけがを負い、他4人が軽傷を負った」と伝えた。

イスラエルは北部を喪失する

一方戦闘や衝突が全面的に続いている状況下で、上ガリラヤ地方議会のギューラ・ザルツ議長は、「この戦争には勝利のイメージが2つだけある。1つ目がすべての人質が自宅に帰還することであり、2つ目が北部および南部の住民の帰還である。これらのイメージを伴わないまま過ぎていくすべての日々はハマースとヒズブッラーの勝利であり、イスラエルの敗北である」と語った。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:57909