■パレスチナ指導部、ガザの国境検問所を開放し、政府に引き渡すよう呼びかけ
【ラーマッラー:アナトリア通信】
パレスチナ国営通信『ワファー』が報じたところによると、パレスチナ指導部はガザ地区の境界通行所を解放しこれをパレスチナ政府に引き渡すよう呼びかけ、「平和、安全、安定は政治的な解決策を通してのみ実現される」と付言した。
同指導部はさらに「イスラエル占領軍がガザ地区から撤退し、また2005年の通行所に関する協定を含む署名済み協定に従って、ガザ地区に接するすべての通行所を解放し、パレスチナ政府に引き渡すことが必要であり、これによって支援物資や救援物資、ガザ地区の人々が必要としている全てものを安定的に届けることが可能になる」と強調した。
この声明を発表した指導部には、パレスチナ解放機構(PLO)の執行委員会メンバーらと「ファタハ」運動の中央委員会メンバーら、さらにPLO系諸派閥(ハマースとイスラーム聖戦運動は含まない)の事務局長ら、政府閣僚ら、治安当局の上層メンバーらが含まれる。
(2)に進む