■巡礼者らがアラファト山に登りガザの民衆のために祈る(写真・ビデオ付き)
【アラファト山(サウジアラビア):諸通信社】
今年のハッジには150万人以上のムスリムが参加しており、これは世界最大の宗教的集会の1つとみなされている。
巡礼者らはアラファト山に登ったあと、日没とともにムズダリファへ向かい、そこでミナーにあるジャムラ(石投げ儀式用の石塔)を投げるための小石を集める。
メッカへの巡礼(ハッジ)は、世界最大の原油輸出国であり特に宗教的観光の発展を通じて石油への依存を減少させることを目指しているサウジアラビア王国にとっての収益を形成している。
ハッジに加えて、訪問するという意思で一年中行うことが可能なウムラと呼ばれる巡礼形態もある。2030年までにこの形態の巡礼者数を累計3千万人に到達させるという同国当局の尽力のもと、昨年までに1350万人の巡礼者が集まった。
2023年にはウムラに180万人が参加し、そのうち90%が、その大多数がアジア諸国やアラブ諸国である外国からの訪問者であった。
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