■ナスルッラー氏による警告後…イスラエルのレポートがヒズブッラーの想定しているキプロス内の攻撃目標を明かす

【ベイルート：本紙】

ヘブライ語メディアの「チャンネル12」は、ヒズブッラーのナスルッラー書記長が警告を行ったことを受け、もしキプロスがレバノンへ攻撃するための空港や軍事基地の利用をイスラエルに許可した場合に、ヒズブッラーがキプロス国内で攻撃対象とする可能性のある標的について明らかにした。

同チャンネルは、キプロスの空軍は小規模で強力ではなく、保有している軍事設備も比較的古いものであることのほか、レバノンの海岸からおよそ300kmの場所に位置するキプロスの西部地域には4つの主要な空軍基地があることを指摘した。

さらにキプロス島西部にある観光やバカンスの目的地として有名な地域内でも、空港付近に空軍基地が存在すると指摘した。

さらに同チャンネルは、この空軍基地はレバノンの海岸から300kmの場所にあり、ヒズブッラーにとっては何の問題もなく攻撃できる距離にあるとも指摘した。

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