■ナスルッラー氏による警告後…イスラエルのレポートがヒズブッラーの想定しているキプロス内の攻撃目標を明かす
【ベイルート:本紙】
パフォス基地
レポートが明らかにしたところによると、「パフォス空軍基地」がキプロスにおける最大かつもっとも重要な基地であり、ここには空軍の主要な航空インフラが存在するほか、通信分野に関連する多くの部隊が駐留しているという。
チャンネル12は、同基地のほかにも攻撃目標となりうる対象として、ニコシアの南西部に位置するラカタミア郊外の空軍基地を挙げた。同基地はキプロス空軍司令部の中枢とされ、いくつかの航空機や空中偵察部隊が配備されているという。
さらに同チャンネルは、最悪の場合島内で最大の山脈であるトロードス山脈も攻撃対象となる恐れがあるとも報じた。
そして同チャンネルは、ラカタミア郊外の同基地はレーダー基地であり航空機用の滑走路はもたないとしつつ、一方で監視部隊や指揮管理システム、また防空システムが備わっていると指摘した。
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