■ネタニヤフ首相:「暴力的な」段階の戦争は終了間近である
【本紙】
さらに同首相はこの声明のなかで、米国による武器供与停止は「劇的だった」と述べたうえで、自国が保有するもので戦争を継続する可能性を示唆したが、さらなる米国の武器の獲得が望ましいとした。
米国は供与した爆弾が人口密集地域に引き起こしうる影響を懸念して、イスラエルに対する2000ラトルおよび500ラトル相当の爆弾を積んだ貨物の供与を中断したが、イスラエルが今後米国の武器を数十億ドルで入手することはいまだ決定されたままである。
一方イタマル・ベン・グヴィル国家安全保障相はSNS上で、ネタニヤフ首相が述べた内容に対してコメントし、「もしイスラエル政府が望んだのであれば、ガザ地区への入植は現実的になるだろう」と述べた。
他方で野党勢力のトップであるヤイル・ラピド氏はネタニヤフ首相のインタビューにコメントし、同首相には「政権運営の能力がない」とコメントした。同氏はプラットフォーム「X」への投稿で、「(ネタニヤフ首相が)この危機において国家の運営が可能かどうか、皆さんが自分自身で判断してください」と述べた。
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