スーダン:国境なき医師団、北ダルフール紛争での医療施設への攻撃を強く非難、医療活動の安全確保を要求(2)

2024年06月23日付 al-Quds al-Arabi 紙

■国境なき医師団:スーダンのファーシルで260人が死亡、1630人が負傷

【スーダン:アナトリア通信】

そして(彼は)、「医療施設が意図的に狙われているかどうかは不明だが、医療施設は常に尊重され、保護されなければならない。民間人は包囲され、逃れることすらできない。彼らの保護と必要な治療提供の確保が不可欠である」と続けた。

MSFは5月26日、ファーシルでスーダン軍(SAF)とRSFの戦闘が激化して以来、市内での死亡者数が134人に達したと発表した。

ダルフール全州における人道支援活動の要であるファーシルでの戦闘について、国際社会から重大な懸念や非難が相次ぐ中、同市では5月10日以来、2020年に武装勢力と和平合意したSAFと、RSFとの間で軍事衝突が起きている。

ファーシルはダルフール地域の全5州の中心地で、最大の都市である。そして同地域の唯一RSFに陥落していない州都である。

(1)に戻る


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:佐々木舞香
記事ID:58211