■国境なき医師団:スーダンのファーシルで260人が死亡、1630人が負傷
【スーダン:アナトリア通信】
そして(彼は)、「医療施設が意図的に狙われているかどうかは不明だが、医療施設は常に尊重され、保護されなければならない。民間人は包囲され、逃れることすらできない。彼らの保護と必要な治療提供の確保が不可欠である」と続けた。
MSFは5月26日、ファーシルでスーダン軍(SAF)とRSFの戦闘が激化して以来、市内での死亡者数が134人に達したと発表した。
ダルフール全州における人道支援活動の要であるファーシルでの戦闘について、国際社会から重大な懸念や非難が相次ぐ中、同市では5月10日以来、2020年に武装勢力と和平合意したSAFと、RSFとの間で軍事衝突が起きている。
ファーシルはダルフール地域の全5州の中心地で、最大の都市である。そして同地域の唯一RSFに陥落していない州都である。
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