■カナダ裁判所は警察にトロント大学での親パレスチナキャンプの解散を許可
【トロント:ロイター通信】
カナダのオンタリオ州の裁判官は、親パレスチナ派の抗議者らに対し、彼らがトロント大学に2か月間にわたって設置していたキャンプから水曜日の夕方までに退去するよう命じ、大学による司法令状発行の要求を認めた。
これにより警察は命令に従わない者を逮捕し、退去させる権限を持つことになったが、抗議者らは同決定が自らの要求のためのキャンペーンを妨げるものではないと述べた。
抗議者らのスポークスパーソンである学生のサーラ・ラスィフさんは、「ショックを受け失望しているが、圧力を続ける準備もできている」と述べ、大学がイスラエル関連の投資を撤回し、特定のイスラエル系組織との関係を断つまで抗議は続けられると表明した。
彼女は、抗議者らは命令に従って退去するかどうかをまだ決めていないと述べ、「まだ何をするか決めていない。我々は決定への対応を試みている最中であり、事態について話し合う必要がある」と説明した。
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