■ガザ政府:飢饉のために腐敗食品を摂取したことによる複数の中毒症例を確認
【ガザ:アナトリア通信】
戦争と国際法に違反するイスラエルの制限措置の結果、ガザ地区、特に同地区の北部地域では食料、水、医薬品の供給が極度に不足しており、飢餓による死亡例さえも記録されるに至った。
2024年6月12日、国連のマーティン・グリフィス人道問題担当事務次長は、援助を自由に届ける許可がなされないかぎり、7月中旬までにガザの人口の半数が死亡や飢餓に直面すると予測した。
2023年10月7日以来、イスラエルは米国からの絶対的な支援のもとで、ガザに破壊的な戦争を仕掛けており、これまでに12万3千人以上のパレスチナ人が死傷し、数千人が行方不明となっている。
国連安全保障理事会の2つの決議で戦争の即時停止が求められ、国際司法裁判所もラファフ市南部への侵略を停止し、「ジェノサイド」の発生を防止することにならび、ガザの惨状を改善するための措置を講じるよう命じているにもかかわらず、イスラエルは戦争を続けている。
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