■オマーンでのテロ攻撃...3人の兄弟が「ダーイシュ」に忠誠を誓い、各国政府を扇動
【本紙】
入手可能な情報によると、この3兄弟はいずれも要職についていた。1人目は、博士号を有しており、オマーンの重要な省で職員として働いていたほか、かつて国内向けテレビで放送されたオマーン王国の発展に関する番組を企画したことがあり、その動画は「ユーチューブ」上に残っている。同様に2人目は中央銀行の職員であり、3人目は自治体の役場で働いていた。
彼らの4人目の兄弟で、歌手を引退した元アーティストであるスルターン・フスニーさんは動画のなかで、彼らが無実の血を流し、国家の治安と安定を脅かしたことを批判しつつ、自身が兄弟らの罪とは無縁であることを示した。
一方ダーイシュは火曜日(16日)、マスカット特別行政区の「ワーディー・カビール」区にあるイマーム・アリー・モスクに対する攻撃への関与を発表した。この攻撃ではアーシューラーの儀式をしていたオマーンの住民多数を攻撃し、その結果、警察官1人を含む6人が死亡、約28人が負傷し、攻撃実行犯3人が殺害された。
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