■オマーンでのテロ攻撃...3人の兄弟が「ダーイシュ」に忠誠を誓い、各国政府を扇動
【本紙】
ダーイシュが運営する「アアマーク」通信が報じた動画(公式筋による信ぴょう性の確認はまだなされていない)では、モスクへのテロ攻撃を実行した3兄弟が黒い組織旗を背に立ち、同組織のアブー・ハフス・ハーシミー指導者を指す「アブー・ハフス」への忠誠を誓う姿を映していた。同組織のアブー・ハズィーファ・アンサーリー報道官が発表した音声録音によると、アブー・ハフス指導者は、アブー・フサイン・フサイニー・クライシー前指導者が戦闘で殺害されたのち、2023年8月3日に就任したダーイシュの第5代指導者である。
動画内では、ハマド・フスニー博士と思われる語り手が、宗派的な主張を口実にモスクへの攻撃を正当化し、アラブ世界の若者に反乱を扇動したほか、ウラマーらを非難した。
同博士は同様に「ムスリム、特にダーイシュに対して教義的、軍事的、報道的、経済的に最大の戦争を仕掛けている」として米国主導下の西欧諸国を非難した。
(2)に戻る
最初に戻る