■ハマースのイスマーイール・ハニーヤ政治局長がテヘランで殺害される
【テヘラン:諸通信社】
パレスチナのイスラーム抵抗運動(ハマース)は水曜日(31日)の声明で、同運動の指導者であるイスマーイール・ハニーヤ氏がイランの首都テヘランで死亡したと発表した。
ハマースは声明で、ハニーヤ氏の死を悼んだうえで、同氏が「テヘランで滞在していた施設に対する、シオニストによるだまし討ちまがいの空爆」により死亡したと述べた。
同組織は声明で、「我々は息子たるパレスチナ人民、アラブおよびイスラームのウンマ、そして世界の自由民らに、イランの新大統領宣誓式に出席したのちに、テヘランの滞在施設に対するシオニストのだまし討ちまがいの空爆により死亡した、イスラーム抵抗運動の代表であり、ムジャーヒド(努力を行っている)な殉教者、イスマーイール・ハニーヤ指導者の死を告げる」と伝えた。
ハマース政治局員であるムーサー・アブー・マルズーク氏はハニーヤ氏の暗殺について「イスマーイール・ハニーヤ指導者の暗殺は卑劣な行為であり、(彼の死は)無駄に終わることはないだろう」とコメントした。
さらにハマース高官であるサーミー・アブー・ザフリー氏は、ハニーヤ氏の暗殺が「目標を達成することのない危険なエスカレーションである」と述べた。
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