■テロ組織「ヌスラ戦線」がイドリブ市内で強制捜査・拘束キャンペーンを開始…トルコ当局はシリア北部で占領している地域の人口動態を変更するための計画を継続
【諸通信社】
トルコ当局はシリア北部の占領地域における人口動態を変更する計画の一環として、占領下アフリーン市の田園地帯に新たな居住用複合施設を建設した。同時にテロ組織「ヌスラ戦線」は、住民らが「収容所の漂白」を求めるデモに参加したことをうけ、彼らのうち7人を対象に「地元住民の平和を脅かした」容疑での強制捜査・拘束キャンペーンを開始した。
複数の反体制系メディア筋によると、いわゆる「パキスタン洪水救援機構」は、「トルコ宗教ワクフ財団」との協力のもと、占領下アフリーン市の田園地帯に位置するシャッラーン地区にあるカフルーム村に居住用複合施設をあらたに建設した。またこれに先立ち、トルコ占領軍に忠実な武装勢力「スルターン・ムラード師団」によって同地の森林が伐採されていた。
モスクや学校を備えたこの複合施設は「カルヤ・マディーナ」(街の村)という名前が冠され、計84戸のアパートで構成されており、トルコによる占領を支持しているヒムス県内の家族を定住させることを目的としている。
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