■テロ組織「ヌスラ戦線」がイドリブ市内で強制捜査・拘束キャンペーンを開始…トルコ当局はシリア北部で占領している地域の人口動態を変更するための計画を継続
【諸通信社】
トルコ当局はシリア北部の占領地域をトルコ化し、そのアイデンティティを変化させることを目指す計画の一環として、またこの計画を支持する国外諸組織の支援のもとで、それらの地域の人口動態を変更するためのプロセスを継続している。
レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が率いるトルコ当局は、シリア北部の占領地域の人口動態を変更するためのプロセスを継続している。しかしそれにもかかわらず、エルドアン氏を筆頭とするトルコ高官らは、シリア政府との関係を正常化したいとの願望を表明した。
一方トルコ政府に忠実な「シリア国民軍」とアレッポ県田園地帯にあるハイヤーン地区の若者グループとの間で、以前両当事者間で発生したいさかいに起因する武力衝突により、ダマスカス市の東部郊外に位置するアルビーン市から避難してきた同軍戦闘員1人が殺害された。
異なる文脈でクルド系ニュースサイト「ノース・プレス」が報じたところによると、テロ組織「ヌスラ戦線」を前身とする「シャーム解放機構」に属するいわゆる「総合治安機関」は、住民らが「収容所の漂白」を求めるデモに参加したことをうけ、彼らのうち7人を対象に「地元住民の平和を脅かした」容疑での強制捜査・拘束キャンペーンを開始した。
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