ガザ:ハマースはイスラエルとの停戦交渉をめぐる米国の「バラ色」の見立てを否定(3)

2024年08月20日付 al-Watan 紙

■ハマースは「交渉の実態はバラ色のものではない」…ブリンケン米国務長官「バイデン大統領はガザ戦争を終結させ、人々の苦しみを軽減し、人質を解放し、そして中東地域におけるさらなるエスカレーションを防止する必要性を強く感じている」

【ダマスカス:本紙】

さらにイスラエルは、ハマースが解放を求めている約300人の捕虜リストのうち、100人の解放に対して異議を唱えようとしている。またイスラエルはガザ地区およびラーマッラー市から追放することを求めているパレスチナ人の数についても、これにさらに200人の名を追加するよう副次的な要求も行っている。

これらの動きは、米国政府がイスラエルの条件に基づくガザでの停戦を実現するための圧力を強めているなかで生じたものである。ホワイトハウスは、ジョー・バイデン大統領が停戦を実現するための取り組みに積極的に関与していると発表したが、アントニー・ブリンケン国務長官は昨日テルアビブから、米国政府が中東地域に軍事増援を派遣したと発表し、自国がイスラエルを防衛する準備ができていることを示した。

今日カイロに到着したブリンケン氏は、バイデン大統領が「ガザ戦争を終結させ、人々の苦しみを軽減し、人質を解放し、そして中東地域におけるさらなるエスカレーションを防止する必要性を強く感じている」と明らかにした。

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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:58539