■複数の外交筋が『ナハール』に、イスラエルによる攻撃を受けてマクロン大統領がミーカーティー暫定首相に求めた内容を明かす
【本紙】
ここ数時間で、レバノン情勢へのフランスの大きな関心やエマニュエル・マクロン仏大統領による直接的な介入が明らかになった。マクロン大統領は、イスラエルのエスカレーションの封じ込めや惨状の渦中にいるレバノン人らとの連帯の表明に向けた尽力として、ナビーフ・ビッリー国会議長やナジーブ・ミーカーティー暫定首相、そしてジョゼフ・アウン軍司令官らと複数回にわたってコンタクトを取った。
この文脈で、複数の外交筋は『ナハール』に対し、「マクロン大統領はミーカーティー暫定首相に対し、ヒズブッラーに対する戦争の継続を決意しているイスラエルから、(ヒズブッラーの行動を、戦争継続の口実として)利用する機会を奪うために、鎮静化に取り組みエスカレートを避ける必要性をヒズブッラーに通達するよう求めた」と明かした。
同複数筋は、「レバノン時間で今日午後に招集される国連安保理会議で、レバノンは政府の要請に基づき、イスラエルによる直近のサイバー攻撃に関して同国を非難する立場を表明することを求める予定だ」と明かした。
(2)に進む