■複数の外交筋が『ナハール』に、イスラエルによる攻撃を受けてマクロン大統領がミーカーティー暫定首相に求めた内容を明かす
【本紙】
同複数筋によると、「レバノンは『前向きな雰囲気』のなかで、自国の要請に対する国際的な同情を得た」という。同情報筋はさらに、「条件付きではあるが、米国が拒否権を行使することなく、(イスラエルを)非難する立場が表明される可能性が高い」と指摘した。
レバノン政府は、たとえそれが安保理決議の枠組みでなされるものでないとしても、この立場を頼りにしている。というのもイスラエルを非難するこうした立場は、国連安保理決議第1701号第4項の履行を確証するための枠組みのなかで、恒久的な停戦決議案に向けた道を確立し、舗装するものだからである。
マクロン大統領は昨夜、SNSで公開された動画内でレバノン人らに直接話しかけ、彼らに対して「外交経路は存在する」、「戦争は不可避ではない」と強調した。
さらに同大統領は、「混乱や悲しみのなかで、希望は稀なものであると知っている。この混乱、この悲しみのなかで、フランスはあなた方の側に立つ」と述べた。
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