■元CIA長官、レバノンでのポケベル爆破事件を「テロリズムの一形態」であるとみなす
【ワシントン:本紙】
元CIA長官レオン・パネッタ氏は、先週レバノンで発生し犠牲者も出した爆破事件を「テロリズム」の一形態であると述べた。
同氏はCBSニュース「サンデーモーニング」で「これがテロリズムのある一形態であることに疑いの余地はない」と語った。
さらに同氏は「この事件はサプライチェーンに直接影響する。ひとたびテロリズムがサプライチェーンに影響を及ぼせば、人々は『次に何が起こるのか?』と疑問に思うだろう」と付言した。
先週、レバノンでヒズブッラーが使用していた複数の無線通信機器が爆発し、数十人の犠牲者と数千人の負傷者が発生する事態となった。ヒズブッラー指導者らは、爆発の責任はイスラエルの諜報機関「モサド」にあるとした。
英紙『ザ・ヒル』によると、パネッタ氏は「これは悲惨な結果をもたらす戦術だ。それらの結果がどのようなものであるかということは、本当のところは我々にはわからない。現在戦争の能力はほぼ制御されている。」と語った。
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