イスラエル:レバノン南部への地上攻撃開始(1)

2024年09月30日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエル軍がレバノン南部への地上攻撃開始を発表

【ワシントン:本紙】

イスラエル占領軍はレバノン南部でヒズブッラーを標的とした「限定的、局所的かつ標的を絞った地上攻撃」を開始したと述べた。

占領軍は午前2時ごろ(GMT月曜2:00)に出した声明で、この地上侵攻は「数時間前」に、空軍部隊と砲兵部隊の支援のもとで、「レバノン南部でヒズブッラーに属するインフラと標的」を狙って始まったと述べた。またこれらの標的が「国境近くの村々に点在している」と指摘した。

加えて、この地上侵攻作戦が「部隊が過去数か月間にわたってそのための訓練を受けてきた、参謀本部と北部司令部で準備された周到な計画」に従って実施されていると述べた。

さらに「攻撃の各段階は承認済みであり、それらは政治レベルの決定に従って実施されている」と説明した。

レバノンの(対イスラエル)国境沿いに位置するアイター・シャアブ村の地元住民らは、激しい空爆があったほか、上空でヘリコプターとドローンが飛行する低い音が聞こえたと報告した。

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翻訳者:森川明穂
記事ID:58782