■イスラエル軍がレバノン南部への地上攻撃開始を発表
【ワシントン:本紙】
イスラエル高官らは米国に対して、今回の侵攻が「範囲、規模、期間に関して限定的なものになるだろう」と伝え、この作戦が「ヒズブッラーの部隊を国境から離れた地点まで押し戻すことを目的としている」と述べた。
米国高官は、レバノン南部への地上攻撃は「大規模になるものの広範囲には至らないだろう」と述べた。
またこの高官は「諸作戦」(の実施)が、小規模ユニットが擁する特殊部隊に限定され、加えてそれらの部隊がヒズブッラーに対抗する航空支援を享受することになると明かした。
イスラエル軍は声明で「レバノン南部の国境地帯にあるヒズブッラー・グループの目標に対して限定的な強襲作戦を開始した」と述べた。
イスラエルはヒズブッラーの指導者であるハサン・ナスルッラーを殺害したのち、同組織への攻撃を拡大している。
イスラエル高官が「NBCニュース」に語ったところによると、イスラエルはまた、地上攻撃に備えるため、レバノン南部で特殊部隊による小規模作戦を開始したという。
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