イスラエル:レバノン南部への地上攻撃開始(3)

2024年09月30日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエル軍がレバノン南部への地上攻撃開始を発表

【ワシントン:本紙】

これはイスラエルのヨアヴ・ガラント国防大臣が「ヒズブッラーに対する戦争の次なる段階が間もなく始まるだろう」と述べた直後のことであった。

一方でレバノンの抵抗組織はイスラエルの攻撃に対抗し、午前0:00から40分以内に35発のミサイルを発射した。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はイランに対する声明のなかで、「中東にイスラエルから逃げられる場所は存在しない」と警告した。これはイスラエルが、イランの支援を受けているヒズブッラーの指導者がイスラエルによって殺害された2日後のことであった。

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の代表は、同組織の職員であるファタフ・シャリーフ・アブー・アミーン氏がレバノンにおけるハマース幹部の1人であることを知らなかったと述べた。ハマースは以前、イスラエルの空襲によって自組織のレバノン支部の幹部が家族とともに殺害されたと発表していた。

ジョー・バイデン米大統領はレバノンへのイスラエルの侵攻計画に納得できるかどうか尋ねられた際、「即時の」停戦を求めた。またホワイトハウスで報道陣に対し、「私は皆さんが想像しているよりもよく留意している。彼らが停止してくれて安堵している」と述べた。

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翻訳者:森川明穂
記事ID:58784