■ハーシム・サフィーッディーン氏を故ハサン・ナスルッラー師の後継に任命する動画の真偽
【本紙】
SNS上である動画が拡散され、拡散者らはこの動画が、ヒズブッラーの執行会議議長であるハーシム・サフィーッディーン氏が数日前にイスラエルの空襲によって暗殺されたハサン・ナスルッラー師の後継として書記長に任命されることを伝えるためのものだったと主張したが、実際にはこの動画は2023年5月に行われた軍事演習に起因するものだった。
ヒズブッラーのナイーム・カースィム副書記長が月曜日(30日)、自党が「もっとも近い機会」に書記長を選出する予定だと述べた一方で、先述の動画の拡散やプラットフォーム「X」上の投稿を通じて、サフィーッディーン氏の任命に関する不正確な情報はいまだ流布し続けている。
『AFP』通信が報じたところによると動画には、ヒズブッラーの高官らと思われる人々と招待客の集団が出席するなか、サフィーッディーン氏が銃を受け取る式典と思われる場面が映っていた。
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