■ハーシム・サフィーッディーン氏を故ハサン・ナスルッラー師の後継に任命する動画の真偽
【本紙】
サフィーッディーン氏(60歳)は、1982年にヒズブッラーを創設したグループの1人とされており、1994年から現在の地位に就いている。同氏は同組織の書記長職を継ぐ可能性がもっとも高い候補者とされており、故ナスルッラー師とは親族関係にある。
しかしサフィーッディーン氏を含む7人の評議員で構成される同組織の執行機関であるシューラー評議会は、いまだ書記長を指名していない。また月曜日、故ナスルッラー師の暗殺後ヒズブッラーから出された初のコメントとして、ナイーム・カースィム氏は録音で、自組織は「ガザ地区とパレスチナを支援するために、そして数々の暗殺や民間人の殺害に報復するために、敵であるイスラエルとの対峙を継続する」と強調し、「もっとも近い機会」に書記長を選出することを確認した。
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