■「ただちに大統領を選出」…アウダ氏「国家だけが人々にとっての傘、安全な避難場所となりうる」
【本紙】
ギリシャ正教のベイルート府大主教であるイリヤース・アウダ氏は「我々の国が経験していることはすべての国民にとって、自らの良心へと回帰し、発生したことに思いを馳せ、自らの国を守るために自らの国家のもとに団結するための機会である。これは国会議員らがすみやかに会議を行い、大統領を選出し、発展を追求し続け、必要な措置を講じ、国境と国の治安を保護する責任を単独で負っているレバノン軍の支援のもとで、危険な状況とそこから生じる人道的、社会的問題に対処する調和のとれた政府を形成するための機会である。我々はレバノンを、すべての国民にとっての傘、安全な避難場所に独自になりうる国家へと戻さなくてはならない」と強調した。さらにアウダ氏はこの点に関して、「我々は、痛烈な過去の教訓から学ばなかったのだろうか」と疑問を呈した。
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