■政府軍が自爆型無人機15機でイドリブ県を攻撃..避難が深刻化
【本紙】
シリア政府軍は木曜日(7日)、同国北西部での避難行動が続くなか、同域でシャーム解放機構が支配下に置く諸地域に対し、複数の自爆型無人機による集中攻撃を実施した。
<<15機の無人機>>
複数の地域筋は『ムドゥン』に対し、政府軍が、イドリブ県北東部田園地帯のマアーッラト・ナアサーン村、アレッポ県西部田園地帯のダーラト・イッザ市およびタディール村とカフル・ヌーラーン村、そしてラタキア県北部田園地帯の諸地域を自爆型無人機複数機で攻撃したと述べた。
「シリア民間防衛隊」(ホワイトヘルメット)は、自爆型無人機がダーラト・イッザ市にある住宅を攻撃したが、これによって負傷者は発生しなかったと述べた。また同組織は、これらの無人機を用いた政府およびその同盟者らによる攻撃は、「民間人の生活への重大な脅威となっており、これらの攻撃はイドリブ県、アレッポ県、ガーブ平原の広範な地域における教育活動や農業活動、そして生計手段を壊している」と伝えた。
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