■政府軍が自爆型無人機15機でイドリブ県を攻撃..避難が深刻化
【本紙】
シリア人権監視団(SOHR)は、自爆型無人機15機がイドリブ県、アレッポ県、ラタキア県でシャーム解放機構の影響下にある各田園地帯を攻撃したと述べたうえで、同組織の構成員1人が無人機1機を撃墜したものの、その後これが爆発したために死亡したと付言した。
<<避難の動き>>
政府軍との前線上、あるいはその付近一帯に位置している町村では、同町村に対して砲撃の激化が続き、無人機による攻撃が集中しているために避難の動きが生じている。
SOHRは、「特に冬になり救急医療物資が届かないなかで、すべての賃貸が満室となり劣悪な状態で放置されたため、新たな避難民らは居住地の確保において大きな困難に直面している」と述べたうえで、「(結果的に)完全に無人になった村を含む20の村で避難が行われた」と指摘した。
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