■ネタニヤフ首相事務所、「戦時内閣」会議の記録停止に関連するあらたな嫌疑に直面する
【アナトリア通信】
『イェディオト・アハロノト』によると、イスラエル軍は当時戦争中の会議の記録は「必要である」と述べたが、その説明はネタニヤフ首相の事務所には受け入れられず、同首相は「軍に記録を停止するよう指示した」のだという。
このため同紙によると、イスラエル首相府は秘密の安全保障会議および協議のプロトコルを変更したことになるという。
ネタニヤフ首相は10月7日の出来事を受けて「戦時内閣」を設立したが、そのメンバーのなかにはネタニヤフ首相に加え、当時の国防相ヨアヴ・ガラント氏や、前国防相で「ナショナル・ユニティ」党の党首ベニー・ガンツ氏、ガンツ氏の党における同僚である前参謀総長ガディ・アイゼンコット氏、戦略問題相ロン・デルメル氏も含まれていた。
しかしガンツ氏とアイゼンコット氏が戦時内閣を脱退してから1週間後にあたる2024年6月17日、ネタニヤフ首相は同内閣の解散を発表した。
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