■国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務局長:ガザへの冬の到来は、イスラエルによる爆撃によってだけではなく寒さによってもパレスチナ人が死亡することを意味する
【エルサレム:アナトリア通信】
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラッザリーニ事務局長は、ガザへの冬の到来は、雨風に対してぜい弱なテントにおいて、より多くのパレスチナ人が寒さによって死亡することを意味すると述べた。
ラッザリーニ氏は、自身がプラットフォーム「X」上で発表した「ガザでの別の冬」と題された声明のなかで、「人道的悲劇以上の悲惨をどのように描写することが可能だろうか」と問いかけた。
また「過去14か月に渡って、人々は死から逃れるために継続的な避難状態にあり、すでに全てを失い、全てを必要としているが、ガザに到着するものはごくわずかだ」と付け加えた。
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