■ユネスコがレバノン国内の文化遺産34件の保護レベルを強化
【ジャズィーラ・ネット:本紙】
武力紛争の際の文化財の保護のためのハーグ条約(1954年)は、文化財に対するいかなる侵害は、それが「いずれの人民に属する文化財に対する損傷であったとしても、各人民が世界の文化にそれぞれ寄与していることから、全人類の文化遺産に対する損傷を意味している」と定めている。
ユネスコの対応は、考古学者やアカデミアンらを含む数百の文化機関がユネスコに対し、強化された保護メカニズムの実施を要請した翌日になされたものである。
さらにユネスコは、バアルベックとスールについて、両都市がユネスコから「自らの法的保護を強化し、リスク予測・リスクコントロール手法を改善し、遺跡の管理者へさらなる訓練を提供できるようになるための、技術的・財政的支援を受けることになるだろう」と強調した。
ジャズィーラ・ネットの写真やビデオクリップ付きの詳細なレポートは、イスラエルのレバノンに対するイスラエルの空襲・爆撃による被害を受けた、特にバアルベック、スール、ベイルート、サイダーやその他の地域に存在する文化遺産や遺跡を記録した。
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