■バニー・スワイフ県知事、ナイル川でのフェリーの緊急トラブルに迅速な対応を指示
【n.p.:アムル・ラガブ】
エジプト、バニー・スワイフ県のムハンマド・ハーニー・グネイム知事は、ナーセル・センター(同県ナーセル市が直轄する行政区域)の長を、アリー・ハムーダ村からシャナーウィーヤ村までのナイル川水域で突然のトラブルに見舞われたフェリーの事故現場へ急行させるとともに、迅速に対応して市民の安全と安心を確保するよう指示した。
<<迅速な対応>>
バニー・スワイフ県の水難救助隊は、自治体と協力して迅速に対応し、故障現場からシャナーウィーヤ村の西側にある停泊地まで、代替船で乗客を輸送した。
<<人的被害なし>>
ナーセル・センター長は、このトラブルによる人的被害や車両破損はなく、河川の航行にも影響はなかったと強調した。
<<過積載>>
ナーセル・センターのシャウキー・ハーシム・センター長は、県総務局の広報部門が発表したプレス・リリースで、故障は平常運行中のフェリーへの過積載が原因で、それにより突然運航できなくなったと明らかにした。そして、地元住民と協力して乗客全員を安全に避難輸送させ、運行再開に向けてフロートの故障は技術的に修復されたと述べた。
市民の安全を脅かすいかなる緊急事態にも迅速に対応するレベルの高い(危機)管理体制のもと、県総務局の危機管理センターからの通報受けて、すぐさま見事な初動対応が取られた。