ヨルダン:アブドゥッラー2世がエジプトのスィースィー大統領と会談

2024年12月16日付 Al-Nahar 紙

■ヨルダン国王がカイロへ向かい、エジプト大統領と会談

【本紙】

ヨルダン王宮府は今日月曜日、国王アブドゥッラー2世が実務訪問としてカイロに向かったと発表した。ヨルダン国営通信『ペトラ』によると、王子ファイサル・ビン・フサイン殿下が閣僚団の出席のもとで、ヨルダン国王代理として憲法宣誓を行った。

アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領とヨルダン国王アブドゥッラー2世は、現在中東地域で発生している進展、特にガザ地区に対するイスラエルの戦争や、バッシャール・アサド大統領政権崩壊後のシリア情勢について、二国間会談を行う予定である。

スィースィー大統領は先月にも、サウジアラビアのリヤドで開催されたアラブ・イスラーム臨時首脳会議の際に、ヨルダン国王と会談した。

その際エジプト大統領府公式報道官のアフマド・ファフミー大使は、この会談が地域の情勢進展、エジプトとヨルダンの停戦促進の取り組み、ガザおよびレバノンでの停戦に焦点を当てたものであると述べた。また両首脳は同時に、地域を破滅の淵に追いやるエスカレーション政策の危険性について警告したという。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:喜多見咲
記事ID:59268