■米国防総省「シリアには2,000人の米軍兵士がいる」
【ロイター通信】
米国は過去数年間にわたって、シリアに900人の自国兵士が駐留しており、現地勢力と協力してイスラーム国の再興を防ぐ役割を果たしていると主張してきた。同組織は2014年にイラクとシリアの広大な地域を占拠したが、のちに敗北を喫していた。
ジョー・バイデン政権は米軍がシリアに留まらせる方針を示している。しかしドナルド・トランプ次期大統領は、1月20日の就任後に軍を撤退させる可能性がある。
トランプ氏は1回目の大統領任期中、米軍をシリアから撤退させようとしたが、自国高官らの抵抗に遭い、最終的に一部の部隊が残留する結果となった。
今月初めには、シリアの反政府勢力がアサド政権を打倒した。
また米軍はイスラーム国の戦闘員らに対する攻撃を続けている。
ペンタゴンがある国に駐留している兵士の人数を修正する必要に迫られたのは、近年で今回が初めてではない。2017年には、米軍はアフガニスタンに駐留する兵士が、発表されていた数を数千人上回る1万1,000人であることを明らかにした。
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