■アンマン―ダマスカス道路は「困難で厳重な注意を要しながらも開通状態」:安全保障は政治に先行し、相互作用は「分割」で進行
【アンマン:本紙】
ヨルダンは隣国シリアの新政府との公的機関交流システムの管理に関して、今日までは明らかに、政治的に安全と分類される距離を保っている。
情勢をウォッチしている専門家らによると、これが意味するところとは、新装されたアンマン―ダマスカス道路は政治的にはいまだ少々険しい道であり、落とし穴や罠、またその他のあらゆる可能性を懸念して細心の注意が求められるということである。
ダマスカスでの新政府発足にともなうヨルダンの国境・安全保障の開放は、部分的かつ分割的な経路をたどりながら、政治的・手続き的も安全な距離を保つことのできる位置を維持している。具体的な前提として、シリア新政府との問題の管理は、今この瞬間まで安全保障の枠組み内に置かれており、アカバ会議で批准された議定書を通じたかたち以外では、いまだ政治的な枠組みの範疇に移転させられてはいない、ということが示唆されている。
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