シリア:ヨルダン外相がダマスカスを訪れシャルア総司令官と会談

2024年12月23日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ヨルダンのアイマン・サファディー外相がシャルア総司令官に面会し、シリア人民に対しシリアを支持すると強調

【ダマスカス:本紙】

ヨルダンのアイマン・サファディー副首相兼外相は月曜日(23日)、シリアの首都ダマスカスを訪問し、シリア新政権のアフマド・シャルア総司令官と面会した。

シリアの『ワタン』紙によると、サファディー外相はダマスカスで、新政権のシャルア総司令官と包括的な会談を行ったという。

同外相は、「我々は、シリアが自由で安定した国となるよう、国家の再建に関してシリア人民を支援することで一致した」と述べたうえで、「シリアでの移行プロセスや新憲法の起草を支持する」と強調した。

さらに、ヨルダンの「マムラカ」チャンネルのサイトによると、同外相は「シリアの再建はヨルダンにとっても、地域全体にとっても重要である」と述べたという。

また、同外相は、シャルア総司令官との包括的な会談後にダマスカスで行われたプレスリリースで、ヨルダンはシリアに対してあらゆる支援を提供する用意があり、復興プロセスにおいてもシリア人を支援する意向であると述べた。

同外相は、すべての勢力を代表する政府がシリアに樹立されることを望んでいると述べつつ、ヨルダンは常にシリア人民の味方であると強調した。

同外相は、ヨルダンがシリア人民に提供できる支援についてシャルア総司令官と模索したと指摘したうえで、安全保障分野についても協議したと述べた。また、ヨルダンがシリア難民に対してあらゆる支援策を講じる用意があること、そして彼らの帰国は自発的でなければならないことを強調した。


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翻訳者:大森耀太
記事ID:59336