■エジプト、ヨルダン両首脳がシリアにおける「全体的な」政治移行プロセスへの支持を表明
【アンマン:アナトリア通信】
エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー(シーシー)大統領とヨルダン国王のアブドゥッラー2世は、バッシャール・アサド政権打倒から1週間後、シリアにおける「全体的な」平和的政治移行プロセスへの支持を確認した。
ヨルダン王宮府の声明によると、これはアブドゥッラー2世が月曜日にエジプトを短期訪問した際に、カイロでシーシー大統領と行った会談のなかで言及された。
王宮府は、その際両首脳が「シリアの安全、安定、主権、領土の一体性を維持する必要性と、親愛なるシリア人たちの選択への尊重を確認した」と述べた。
彼らはまた、「シリアの全ての政治的・社会的勢力が代表され、シリア国民の希望に応じ、彼らの権利が保証されるような、全体的、政治的かつ平和的な移行プロセスへの支持」を強調した。
ヨルダン国王とエジプト大統領はまた、「アラブの共同活動を強化し、地域に全面的な安定を実現するための支援取り組みを結集することの重要性」を強調した。
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