■グテーレス国連事務総長、国連の新大統領への連帯を示すためにレバノンを訪問
【国連:本紙】
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は今週末、ジョゼフ・アウン氏がレバノン新大統領に選出されたことをうけて、レバノンに対する国連の連帯を確認するために同国を訪れる。
このことは今日日曜日の朝、事務総長の広報オフィスが出した声明によって明らかにされた。さらに声明は、今回の訪問はグテーレス事務総長、ジョゼフ・アウン新大統領、ナジーブ・ミーカーティー首相との電話会談を受けて決定されたとし、その際アウン氏とミーカーティー氏はグテーレス氏を公式にレバノンに招待したことを明らかにした。そして国連事務総長は、レバノンの領土保全や主権の回復、そして経済危機からの回復といったプロセスに関連して、国連が同国に提供する支持を確認するために、両者から招待を受け入れた。
一方ではイムラーン・リダー・レバノン常駐人道問題調整官は今日、レバノン国内の緊急要請に応えるために、レバノン人道基金から3,000万米ドルの割り当てを発表した。この資金により、地元NGOや地元団体を含む国連のパートナーが、食糧安全保障、シェルター、栄養、保護、教育、健康、水、下水処理といった分野における支援を供給することが可能になる。
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