イラン国内学校で学ぶアフガン児童、30万人以上:非合法学校で学ぶ子らも
2013年06月06日付 Jam-e Jam 紙
「イラン国内で学ぶ31万人の児童」(www.highcouncil-humanrights.ir 掲載記事より)
内務省外国人移民局局長は、アフガン人児童が通っているすべての学校は、教育省と同省国際センターの監視下に置かれていると説明し、「我々は非合法の学校に対する取り締まりを行っている」と述べた。
アズィーズ・ガーゼミー同局長はイラン学生通信(ISNA)とのインタビューで、イラン国内の学校に在籍するアフガン人児童の数について次のように付け加えた。
現在約31万人のアフガン人児童がイランの学校で学習している。このうち、合法的な滞在許可証をもつ子供たちは、居住および勉学継続に何の問題もない。
さらに、同局長は次のように指摘した。
アフガン人児童が在籍するすべての学校は、教育省と同省国際センターの監視下に置かれている。しかし、それ以外には、国レベルでアフガン人を受け入れる学校は、存在しない。もし国の行政機関の管理下にない学校が存在するならば、その学校は非合法でありそれらは取締まりの対象となる。
内務省外国人移民局局長は、昨年の年大統領命令により引き続きイラン国内に居住する、就学年齢に達した子供をもつ不法滞在者らの一時滞在についても述べ、以下のように説明した
こうした人々は
《アフガン人整理計画》に参加する世帯である。この整理計画に参加しているアフガン人の不法滞在者の数は141万9千人にもなる。
さらに、カーゼミー局長は、「このアフガン人不法滞在者らのうち、一部は独身者であり、彼らの約8万人が一旦帰国して自国でビザを取得したのち、再びイランへ戻ってきたのである」と続けた。
(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。)
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( 翻訳者:8409042 )
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