エジプト:割礼によって娘を死亡させた両親と医師を起訴(3)
2020年02月20日付 Al-Ahram 紙


■検事総長は割礼事件で父親と他二名を起訴する

【本紙:シャリーフ・アブー・アル=ファドル】

同様に法医学局に属する化学研究所中央部門の専門家らは、死亡した女児の内臓にはいかなる薬剤の影響が発見されなかったと述べた。また解剖報告書は、女児の死が割礼手術に伴う激しい痛みによる神経性ショックに帰因し、これによって引き起こされた血液や呼吸の循環の低下が女児を死に至らしめたと結論づけた。

また裁判所は取り調べの過程で、容疑者アリー・アブドゥル・ファディールの勾留の延長を検討した後、同容疑者を釈放した。検事総長は、法医学局の報告書内容と向き合わせるため、容疑者に対し今月2月20日に検察へ出頭することを命じた。そして新たに加わった証拠に照らして容疑者は再び勾留され、そのまま刑事起訴された。

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( 翻訳者:秋吉香奈 )
( 記事ID:48610 )