シリア:シリアテル社の役員たちがラーミー・マフルーフ会長と決別(1)
2020年05月18日付 al-Quds al-Arabi 紙


■シリアテル社の役員らが同社のラーミー・マフルーフ会長と決別

【ダマスカス:カーミル・サクル】

シリア電気通信電話規制委員会は、ラーミー・マフルーフ氏が会長を務めるシリアテル社が約1300億ポンドの支払いの猶予期限を超過したことを受け、同社に対し法的措置を行うと警告した。同委員会は、シリアテル社が負っている国家財産(追徴課税額)を返還することを拒否した結果として、同社に対しすべての法的および行政上の帰結を担わせると述べた。

同委員会は声明の中で、シリアテル社が法律上の課税額の支払いを拒否したため、これらの収益を差し押さえ、可能な法的手段によって金額を回収するため法的措置を行使すると述べた。

ラーミー・マフルーフ氏は同声明の直後、自身の公式Facebookアカウント上に、シリア電気通信電話規制委員会宛てに送られた文書の写真を投稿した。同文書は、シリアテル社が求められた金額を(マフルーフ氏のスケジュールに合わせた分割払いを条件とし)支払う準備ができていることを、5月10日付で同委員会に通知するものである。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:49122 )