イスラエル:ハイファ市内の通り名にアラブの大物女性歌手の名前(2)
2020年07月15日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ナクバ以前の訪問とその後東方の星の愛称で再訪したことに対する表敬としてハイファ市の通り名にウンム・クルスームの名がつけられる

【ワディーウ・アワーウダ:本紙】

「ウンム・クルスームはパレスチナを3回訪れ、ハイファ、ヤッファ、そしてエルサレムの3都市で公演を行った。彼女の卓越した歌唱により、公演は多くの観客、ファンを夢中にさせた」とマンスール教授は続けて話した。

マンスール教授によると、ウンム・クルスームが初めて同地を訪れたのは1929年のことであった。二度目の来訪はレバノンとシリアで行われたコンサートツアーに続く1931年に行われ、三回目の来訪は1935年であった。ナクバよりも前の時代、パレスチナの複数紙上でこうしたコンサートに関するいくつかの報道がなされているとマンスール教授は述べた。

ジョニー・マンスール教授は、ウンム・クルスームがパレスチナの様々な都市のギャラリーにおいて彼女の映画6本を上映したことにも言及した。その中でも最もよく知られているものが、ヤッファのハムラー・シネマで行われたものである。

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( 翻訳者:堀嘉隆 )
( 記事ID:49552 )