モロッコ:教育活動家が自国における教育の現状と未来に警鐘を鳴らす(2)
2021年02月02日付 al-Quds al-Arabi 紙


■教育活動家はモロッコにおける教育の現状と未来に警鐘を鳴らす

【ラバート:サイード・ムラービト】

教育について最悪の段階にあると述べた理由について、同氏は以下のように語った。「残念ながら、大臣はこの十年間、その部門の運営を一方的に独占しており、対話と傾聴を規定する憲法でさえ反故にされている。そして大臣は生徒800万人や学生約200万人の将来や、職業訓練や高等教育機関全般の枠組みについて、また教育に携わる男女合計30万人以上の枠組みについて、独断を講ずることを決定した」。

複数の高等学位を持つ同活動家兼教員は「この非常に重大な局面、つまりこれまでのいかなる時より対話を必要とする局面において、大臣はいかなる関係者との分担や相談もなく、一人で教育を進めている」と付け加えた。

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( 翻訳者:中鉢夏輝 )
( 記事ID:50667 )