エジプト:215,000人の学生が全国統一試験の成績に不満を述べ、自殺者は7人に(2)
2021年08月22日付 al-Quds al-Arabi 紙
■エジプトで215,000人の学生が全国統一試験に関して不満を述べ、自殺者は7人に増加
【カイロ:本紙】
さらに昨朝、数十人の高校生たち、特に落第した学生たちが保護者とともに教育省の前に集まり、統一試験の結果に異議を唱えた。
学生たちは、落第した科目数に関係なく新たな日程の追試を実施することや再度採点を行うことなど、いくつかの要求を掲げた。またアブドゥルファッターフ・シーシー大統領に、新しい方式の試験の運用を中止するために介入するように求めた。
教育省では全てのドアの閉鎖や、のいかなる人物による出入りの禁止とともに、周辺に厳重な治安体制が敷かれた。
学生たちはプラカードを掲げつつ、具体的には「新しい(試験)方式の廃止」と「再採点の実施」と「全高校生の合格」といった要求からなる、試験の再採点および新しい教育方式の廃止を要求した。
エジプト教育・技術教育省は、特定のグループが受験許可の対象であると説明しつつ、統一試験の第2日程が9月4日となることを発表していた。
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( 翻訳者:野口藍良 )
( 記事ID:51525 )