オマーン:政府がオマーンLNG社と合意を結び経済多角化を目指す(6)
2021年08月11日付 al-Quds al-Arabi 紙


■インサイド・アラビア:かくしてオマーンは地域内で独自のモデルを提示する

【ロンドン:本紙】

「ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)」社が2021年に発行したレポートは、オマーンが15年以内に国内の石油供給量を、18年以内に液化天然ガスの供給量を使い果たすだろうと指摘している。

オマーンが残存している化石燃料の最大限の活用を実現するため尽力しているなか、オマーンLNG社が観光アピール地域としてのカルハットに融資を行うことは、経済の多角化に向けた新たなプロセスを示している。

オマーンは、エネルギー産業による収益を主にカルハット、そして将来的な産業の一つに数えられる観光プロジェクトに注ぎ込んでいる。より豊かなオマーンの近隣諸国も、やがてこの動きを真似るかもしれない。

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( 翻訳者:原実都姫 )
( 記事ID:51530 )