シリア:米軍の秘密作戦部隊「タロン・アンヴィル」の詳細が明かされる(2)
2021年12月12日付 その他 - al-Souria.net 紙
■シリアにおける米軍の秘密作戦部隊「タロン・アンヴィル」の詳細が明かされる
【スーリーヤ・ネット】
ニューヨーク・タイムズ紙は本サイトが確認したレポートのなかで、2019年3月、複数の米軍機がシリア東部のバーグーズ町で計2,500ラトルの爆弾を投下した結果、70人が死亡した事件についての責任を負っていることを指摘した。
同紙によると、その後ロイド・オースティン米国防長官は同国中央軍司令部に対し、タロン・アンヴィル部隊が実施したバーグーズ町での空爆に関し、高度な調査を実施するよう求めたという。
ニューヨーク・タイムズ紙はこれに先立ち、同紙が実施した調査の結果、2019年にバーグーズ町で数十人が死亡したことが明らかになったと報じていた。
同紙は事件の詳細について次のように報じた。「シリアにおける対イスラーム国戦争が終盤に差し掛かるなか、カリフ制組織の凶悪なメンバーらがバーグーズ町付近の土壌地帯で包囲されていた際、米軍の無人航空機が軍事目標を捜索しながら同地域の上空を飛行した。しかしこの無人機は女性たちおよび児童たちが川辺で大勢集まっている姿を確認できただけであった」。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52199 )