シリア:シリア民主評議会のアフマド共同議長が政府支配地域の現状を批判(2)
2019年04月04日付 その他 紙


■イルハーム・アフマドシリア民主評議会執行委員会共同議長「我々の地域は約束された天国で、政府の地域はどす黒い地獄である」

【スナック・シリアン・ドットコム】

しかし彼女は、自治局の管理地域を称賛することによって、自らの正当性を覆した。政府内の汚職がただちに自治局内の清廉潔白を示すものではないからである。

アフマド氏は、シリア北・東部の自治行政計画を、透明性、安定、復興の天国であるかのように提示した。そこには、かつてシリア民主軍のある高官が「常軌を逸した展望」と表現した、
自らの権利を求める人々に対する放逐、疎外、抑圧などが存在しないかのように、である。
おそらくはシリア民主軍による政治家らや活動家らへの逮捕キャンペーンは、参加型民主主義計画(民主的刑務所を有している)の一環として行われた、とでもいうのであろう。

アフマド氏は、政府管理地域に対する批判を投げかけながらも、「自治局」の管理地域それ自体の現状について説明する必要性を無視しているのである(あるいは、「全て問題なく、自分たちのもとで状況は安定している」と常日頃伝えてくるシリア政府当局者らと同じようになってしまった)。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52488 )