シリア:シリア民主評議会のアフマド共同議長が政府支配地域の現状を批判(4)
2019年04月04日付 その他 紙


■イルハーム・アフマドシリア民主評議会執行委員会共同議長「我々の地域は約束された天国で、政府の地域はどす黒い地獄である」

【スナック・シリアン・ドットコム】

自治局内での汚職の疑いや透明性の欠如は、自治局管理下の諸地域に暮らす活動家や知識人らの証言によって表ざたになったものである。彼らは、自治局が収入を得る代わりに市民へのサービス提供のレベルを大きく低下させている状態を目の当たりにしている。油田やガス田やダムを有する自治局は、電力サービス、燃料確保、そして市民へのパン配給にでさえ、いかなる優先順位を置いていないのである。

シリア・クルド大学のファリード・サアドゥーン教授はきたる2月に、市民に壊滅的な生活危機をもたらした自治局の運営を批判した。本サイトが確認したところによると、同教授は自身のFacebookアカウント上で、自治局が誤った管理体制により複数の必需品を喪失し始めたことにともない、地域を襲っている食糧危機に対し警鐘を鳴らした。同教授の投稿によると、同教授が評するところの「石油、ガス、穀物の海に浮かぶ」ユーフラテス川東岸部は、ガス・燃料危機の悪化や電力不足に加え、パン店に供給される小麦量の削減に代表される新たな危機によって、住民たちはもっとも深刻な脅威にさらされている。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52490 )