シリア:政府高官らが2021年に行った約束の数々(3)
2021年12月27日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■2021年における高官らの約束:経済的開放に向けた打開、インターネットの一年、小麦の一年…、2021年中に発されたもっとも顕著な約束の数々

【スーリーヤ・ネット】

電力供給はおそらくは一年を通して、数週間にほんの数日を除いて、「一時間の供給あたり5回の停電」という状況を上回ることはなかった(我々はいずれ恒常的な停電の状態に陥るだろう。現状では国民は「人は電気のみによって生きているわけではない」という事実に気が付いていない)。

シリアの政府高官らによる誓約の問題とは、彼らが大抵の場合、特定の時間制限を設けていないという事実にある。例として、フサイン・アルヌース首相はきたる4月に「シリア国民たちは次なる期間のうちに、様々な側面における大幅な打開を目撃することになるだろう」と約束した(本記事を担当しているシリア人編集者は本記事の執筆時点で打開や「上昇」の兆候を感じていないのだが、読者の皆さんはどうだろうか?)

部分的に達成されている誓約もいくつかある。例えばシリア貿易機関のイリヤース・マーシタ局長補佐は今年の半ば、「スマート・カード」(必需品の配給自動化のために導入されたICカード、あるいはモバイル・アプリの名称)が扱う品目のなかに石油を、市場価格より50%安い価格で追加すると約束した。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52497 )