イスラム国:イドリブ県でイスラーム国指導者カルダーシュが殺害された夜の詳細(3)
2022年02月03日付 その他 - al-Souria.net 紙
■スーリーヤ・ネットが周辺住民から「アティマの夜」の詳細を聞き取り:「道の住人と真夜中の訪問者」
【スーリーヤ・ネット】
銃撃と悲鳴
作戦の部隊となった建物の隣人、アブー・ウマル氏が本サイトに伝えたところによると、米軍の兵士1名がスピーカーを通して、建物の居住者らに「命を守る」ために投降するように「イラクなまり」で呼び掛けていたという。これは同建物の地下階に住むムハンマド少年の家族による証言と一致する。
同氏は本サイトに次のように語った。「建物に立てこもった人々の抵抗に応じて、突撃部隊の攻撃はエスカレートしていきました。部隊はまず集中砲火を開始し、次に私にはそれが何であるか分からなかった重火器を使って建物を攻撃し始めたのです。女性一人に向けて警告が発せられており、その内容は『あなたが生きたくないのであれば、子供たちは生かしてあげてください』といったものでした」。
アブー・ウマル氏の証言によると、作戦が終盤に差し掛かったころ、家屋の北方から明らかな爆発音が鳴り響いた。これは、先ほど投降するよう警告を受けていた女性が、自爆ベルトで自らを爆破させたことに起因する爆発音であった可能性が高いという。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52513 )